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県央地域

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地域の特徴

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県央地域(諫早市、大村市、東彼杵町、川棚町、波佐見町)は、総土地面積63,597haのうち16.0%に当たる10,158haの耕地を有しており、平野部から中山間とさまざまな地形条件を活かして、水稲、麦、大豆、野菜類、果実類、花き、茶等の工芸作物、肉用牛、豚、酪農等多様な農業が営まれています。特に麦類の作付面積は県全体の52%と県内でも有数の産地となっています。

  • 人口

    人口

    264,638

    (令和2年度)

  • 世帯数

    世帯数

    105,142世帯

    (令和2年度)

  • 病院の数

    病院の数

    32

    (令和元年度)

  • 学校の数

    学校の数

    93

    小学校:52校 中学校:27校  高校:14校

    (令和2年度)

目指す取り組み

水田地域における集落営農組織を中心とした水田汎用化・フル活用の推進

水稲高温耐性品種や需要の高いはだか麦等の導入と、排水性の向上等による麦・大豆や園芸品目の生産拡大を図ります。

担い手である集落営農組織等の法人化や新規品目導入等による経営基盤強化を支援します。

施設園芸農家の所得向上と新規就農者の確保による産地の維持・拡大

施設野菜は環境制御技術の導入推進により単収を向上させ所得向上を図ります。

いちごはパッケージセンターの活用により、単収向上と規模拡大を図ります。

施設花きは環境制御技術の導入推進による単収向上と、販売力強化による単価向上、省力化技術の導入により経営改善を図ります。

技術習得支援研修と連動し、産地における新規就農者の受入・育成を行います。

省力化・労力支援による露地園芸産地の強化

畑地の基盤整備の計画的な実施と省力化機械の導入、労力支援体制の構築、大型選果場を活用した市場ニーズに対応した定時・定量・定質の出荷体制の確立によるばれいしょ・にんじん等の産地の維持・拡大を図ります。

ブランド率向上によるかんきつ産地の維持・活性化

かんきつ産地の収益性向上のため、指定園制度の取り組みを進めブランド率向上を図ります。また、担い手への園地集積と基盤整備、優良品種への新・改植、省力化機械の導入に取り組みます。

日本一の茶産地におけるブランド確立や輸出拡大等による販売力強化

全国茶品評会等の最高賞獲得に向けた品質向上の取り組みとブランド確立による販売拡大を目指します。また、優良品種への改植に取り組むとともに、茶業経営の協業化や製茶工場の再編を図り、新たな茶種である碾茶の安定生産・販売、輸出に向けた残留農薬基準への対応と GLOBAL G.A.P.に取り組むことで、経営体の所得向上を図ります。

畜産クラスター計画に基づく肉用牛および養豚の生産性向上

肉用牛経営において、繁殖雌牛の飼養環境改善等による分娩間隔の短縮を図り、肥育牛の前期粗飼料多給等による枝肉重量の増加を目指します。また、養豚経営では優良種豚導入や飼養管理改善により生産性向上を目指します。

諫早湾干拓地域における平場地帯における大規模環境保全型農業の振興

平坦かつ大区画圃場の優位性を活かし、環境と調和した生産性の高い、先進的な農業の展開を目指します。

crops

主なとれる作物

  • 主なとれる作物

    にんじん

  • 主なとれる作物

    たまねぎ

  • 主なとれる作物

    ばれいしょ

  • 主なとれる作物

    いちご

  • 主なとれる作物

    トマト

  • 主なとれる作物

    ミニトマト

  • 主なとれる作物

    みかん

  • 主なとれる作物

  • 主なとれる作物

    肉用牛

その他のとれる主な作物

  • # 水稲
  • # 麦
  • # 野菜類
  • # 花き
  • # 豚
  • # 酪農
  • # 大豆

role model

ロールモデル

ながさきで活躍している方をご紹介します。それぞれの更なる目標に向かってイキイキと農業に取り組まれている農業者たちが多数います。ここでは、そんな素敵な農業者たちを紹介します。

village

おすすめ集落

  • 世界に通じた長崎街道

    県央地域は、島原半島と長崎市を含めた西彼半島との合流地点であり、昔から交通の要衝として栄えてきました。地域を通る長崎街道沿いは、江戸時代に出島から街道を通って海外の砂糖と菓子文化が広まり、シュガーロードとも呼ばれています。
    東彼杵町は、長崎街道と県北地域への街道である平戸往還との合流地点の宿場町として、さらに近年まで鯨肉の流通拠点として栄えました。
    また、波佐見町で作られた陶磁器(コンプラ瓶)は、出島から醤油や酒を輸出する際の容器にも使われていました。

  • おすすめ集落のイメージ画像
  • フルーツ、お茶、陶磁器など個性的な特産品

    東彼杵町ではお茶の栽培が盛んで、平成29年、30年、令和元年、2年に4年連続で全国茶品評会の「蒸し製玉緑茶部門」で日本一の産地賞を獲得しました。また、内海である大村湾で獲れるなまこは非常にやわらかく中国では最高級品として珍重されています。
    波佐見町は、全国有数のやきもの「波佐見焼」の産地です。近年は、新しいアイデアと伝統の技術を活かし、デザイン性が高く個性的な食器が注目され、人気となっています。また、移住者によるおしゃれなカフェや陶芸アーティストとしての起業なども増えており、盛り上がっている地域でもあります。

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