先輩農業者の紹介(島原地域・島原市)
農業をめざしたきっかけ、就農までの経緯
メンバーの身内の家が島原市にあり、農地が隣接していました。長崎県内で他産業に従事していた小野と石原に、農業に関する知識や技術が豊富な荒井を加え、自然が豊かで周辺の人が優しい島原市で、営農に取り組む会社を設立したいと考えました。検討を進める中で内山がメンバーに加わり、島原市の住宅を拠点に4人でSea farm aiouを設立しました。
就農するにあたり有益な情報源は何でしたか?
周辺農家からの情報が最も有益でした。事業や資金に関する情報、営農に必要な農地の情報など、様々な情報を得ることができました。特に農地については、農作業の手伝いをした農家に情報提供を依頼したところ、信頼が得られた農家からの積極的な提供があり、設立当初は10a程の栽培面積であったブロッコリーは翌年に3ha近くに拡大ができました。
就農前後の変化
経営規模を現状維持とする農家も多く、以前は農業で収益を上げるイメージが湧きませんでしたが、農業経営の部門に関して理解が進んでくるにつれて、農業で儲かるためのノウハウを得ることができるようになってきました。農作業を進めるため、自分たちの生活面では「早寝早起き」を意識するようになりました。
就農して一番大変だったこと、うれしかったこと
営農を行う上で資材の高騰が激しく、就農当初は資金繰りに非情に苦労しました。生産経費の抑えられる作目について多くの検討を行いました。技術や知識の充実が図られてくると、農作物の品質が良くなり収益の向上につながりました。周りの農家の方からの応援の声が増えてきたことが励みになっています。
農業の好きなところ
苦労して営農に取り組んでおり、あきらめずに頑張ることで、それに伴う結果が得られるようになってきたことです。「やればやるだけ報われる」を実感できるようになってきました。
経営を行う中で大切にしていること
就農当初に資金繰り等を苦労したため、無理な経営は行わないことを信条としています。
困ったときの相談先
営農に関することは周辺の農家から教わることが多いです。4人で加入した4Hクラブの会員からも管理技術の情報交換を行う機会に恵まれました。また、メンバーの親類である市議の方や大学で経営学等を教わった元恩師などに相談をすることもあります。
農繁期・農閑期の過ごし方
農繁期:前述したように早寝早起きを行い、作業は6時~18時で行うことが多いです。
農閑期:最近では周りの農家の方々との交流を行う機会が増えてきて、楽しい休日を過ごしています。
今後の目標
経営の面で、2年以内に売上5000万円を達成することを4人で目標に掲げ、日々の努力を行っています。
地域でのくらしについて
自然が豊かで環境が素晴らしいことや島原半島が長崎県内でも屈指の農業地帯であるため多種多様な情報や知識等を入手できることは、新規就農する際に非常に有用ですが、何よりも農家コミュニティにおける地域の人々の優しさにふれられたことが最大の宝です。

message新規就農者に向けたメッセージ
