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髙月 嗣加さん

tsugika takatsuki

出身地:南島原市
就農年:令和3年度(就農4年目)
栽培面積:いちご12a

先輩農業者の紹介(県央地域・波佐見町)

農業をめざしたきっかけ、就農までの経緯

波佐見町内で福祉施設の利用者の方々も参加したキャベツ収穫作業の現場を体験したことがきっかけです。前職では福祉関係の仕事に携わっており、その中で、土に触れながら生き生きと作業されている障がい者の方々の姿を見て「いいなあ」と感じました。自分も農家になって、こういう場をつくれないかという思いがわいて、農業に興味を持つようになりました。
ちょうど同じ時期に、新規就農を希望している方からも「やってみたら」と背中を押してもらい、新規就農研修生になることを決意しました。

就農や研修を受けるにあたり有益な情報源は何でしたか?

県や町役場の方から教えていただいた研修や支援制度に関する情報、集落の方々から聞いた実体験の話がとても参考になりました。制度の説明だけでなく、実際に就農している方の声を聞けたことが、就農を考えるうえで心強かったです。

就農前後の変化

生活のサイクルが、いちごの栽培管理に合わせて大きく変わりました。収穫ピーク時は日の出前から作業を始めることもあります。
農業は大変な仕事というイメージがありましたが、実際にやってみると、日々発見があり、思っていた以上に楽しい仕事だと感じています。

 

 

就農して一番大変だったこと、うれしかったこと

一番大変なのは、毎年同じようにやっても同じ結果にならないことです。天候や生育状況に合わせて判断しなければならず、悩むことも多いです。一方で、自分の管理で花が咲き、実が育ち、最終的に収穫までたどり着けたときは、本当にうれしく、大きな達成感があります。

農業の好きなところ

私の場合、農業といえばいちごなので、いちごと向き合う時間が長いところが気に入っています。特に定植後、管理を続けながら実が育ち、色づいていく過程を半年以上の長い期間見ていけるところに楽しさを感じています。忙しい作物と言われますが、その分、愛着も湧きます。

経営を行う中で大切にしていること

作業日誌をしっかり書くこと、日々のメモや画像を残すことを大切にしています。毎年同じではないので、記録を見返しながら改善に取り組んでいます。
まだまだ技術は勉強中で、現状に満足せず、もっと収量を上げたいという気持ちを忘れないようにしています。

困ったときの相談先

現場研修で受け入れてくださった、いちご部会の先輩生産者が、今も私の先生役で、わからないことがあればよく相談しています。
また、農協や振興局の指導員の方も巡回してくださいますし、部会の皆さんでの見回りの際には、先輩農家さんの圃場を実際に見て学ぶことが多いです。わからないことは、その場で尋ねて理解するようにしています。

 

農繁期・農閑期の過ごし方

農繁期:収穫のピーク時は、日の出前から作業を開始します。収穫・調整作業を中心に一日があっという間に過ぎますが、「今が一番大事な時期」と思って集中して取り組んでいます。
農閑期:収穫期が終わると、少し一息つけます。家事や家族との時間を大切にしながら、体を休めるようにしています。

今後の目標(今後チャレンジしてみたいこと等)

技術面はまだまだなので、経験と記録を積み重ねながら、もっと収量を上げていきたいです。毎年の反省を次につなげて、より良いいちご作りを目指します。

地域でのくらしについて

波佐見町は、自然がありながらも暮らしやすい町です。波佐見焼の器で食事やドリンクを楽しめるカフェや、窯元エリアを散策できるスポットがあり、ホッと一息つける場所があるのも魅力です。農作業と家庭のことを両立しながら、子育て世代でも生活しやすい地域だと感じています。

 

message新規就農者に向けたメッセージ

最初から農家の暮らしや仕事のイメージが固まっていなくても、研修期間中に周りの人の話を聞きながら関わっていく中で、農業の面白さが少しずつ見えてくると思います。
わからないことは一人で抱え込まず、自分から声をかけて聞くこと、作業や気づきを記録に残して次につなげることが大切だと感じています。
少しでも興味があれば、ぜひ一歩踏み出してみてください。