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山川 太さん

yamakawa hutoshi

壱岐市出身
繁殖農家(親牛32頭飼育、家族経営)
就農11年目
好きな牛肉の食べ方:味付けは味塩コショウのみ。表面だけを焼いて、お肉自体の味を楽しみます。

壱岐市和牛部会の先輩農業者紹介

農業を目指したきっかけは?

土木関連など会社員勤めを7年。その後実家の繁殖農家を継ぐのは自然な流れでした。

新規就農研修は役立ちましたか?

JAの研修を1年間受け、牛の体調管理などの育成技術や経営管理のノウハウを学びました。

経営を行う中で大切にしていること

人とのつながり。牛のお産が来た時など周りの繁殖農家さんと協力し合って乗り越えています。

困った時は誰に相談していますか?

周りの繁殖農家の先輩方に相談します。皆さん親切に教えてくれます。

農繁期・農閑期の過ごし方

農繁期(4月下旬~11月):牛の管理をしながら、牧草の種まき、収穫をします。1日の作業時間は8~10時間ほど。仕事は年中あるが、自分で調整ができるので休みは好きな時に取れます。

農閑期(11~4月上旬):牛の管理をしながら、草刈りや高枝伐採など畑の整備。1日の作業時間は8時間程度。

今後の目標

母牛の頭数を増やして規模を拡大し収入アップへつなげたいです。

壱岐での暮らしについて

新鮮な魚、地元の野菜など食べ物がおいしい。娯楽はないけど都会と比べても暮らしやすさは劣らない。海が近く釣り好きの人にもよい。自然が多いので子どもも楽しめます。

message新規就農者へメッセージ

農繁期や牛のお産時など寝る間もなく仕事する時期は出てくるので、ある程度の覚悟が必要。ただ第一次産業に携わり、みんなの暮らしを支えていることに誇りを感じられる仕事ですし、手塩にかけて育てた牛がお店に並んでいた時、肥育先で賞を取った時の喜びはひとしおです。