JAごとうびわ部会の先輩農業者紹介
農業を目指したきっかけは?
祖父、父が五島出身。父がHPIファームの社長と知り合いで、就農をすすめられたのがきっかけ。社長の「五島の人々に貢献したい、雇用を増やして島を盛り上げたい」という思いに共感して就農を決めました。
新規就農研修は役立ちましたか?
研修は受けず、実践しながら学んでいます。会社の同僚が親身になって教えてくれます。
就農前後の変化
農業は一筋縄ではいかないけど楽しい。やりがいがあります。天候、選定の仕方…どう課題をクリアしていくかを考えて成功した時には達成感、充実感があります。
雑草一つとるにしても、自然と触れ合うと気持ちが豊かになります。
経営を行う中で大切にしていること
ロスを減らす。面倒なことから終わらせる。若い人のやりがいを作る。
困った時は誰に相談していますか?
部会長、ベテラン農家さん、県の普及員さんなどいろんな方から情報を得て、良いと思ったものをどんどん試す。ビワ農家さんに限らず他作物の農家さんにも話を聞いています。同じ植物相手なので通じるところがある。議論しながらより良い方法で、柔軟に作っていきたいです。
農繁期・農閑期の過ごし方
農繁期(3~5月):休みは月2回程度。就農して日が浅いため「今は勉強する時期」と自身の勉強のために自主出勤しています(!)。会社には休めと言われますが(笑)。ほかの従業員は週休2日です。すべきことはした上で長期休み取って帰省したりしています。柔軟な働き方を認めてくれてありがたいです。
農閑期(7~9月): 余裕がある時期なので、趣味のバイク組み立てや車いじりをしたり、北海道に残っている家族に会いに行ったりしています。
今後の目標
1番は売り上げをあげること。そして消費者に良いものを届けたい。栽培に手間がかかると会社としても成り立たないので、省力化、効率化できる方法を考えていきたいです。
五島での暮らしについて
島の時間はスローで心地よいです。買い物には困らない。足りないものはネットで買える時代(離島特別料金がかからない運送業者もあるのでうまく利用して)なので、どこでも暮らしていけるなと感じています。