背景色

文字サイズ

ロールモデルメイン画像

増田 徳真(ますだ とくま)さん

tokuma masuda

東京出身、北海道から移住
就農2年目
株式会社HPIファームで雇用就農、ビワ部門担当
栽培面積:52a(同社の2人で担当)
好きなビワの食べ方:採れたてそのまま。キズ等で出荷できないものを活用して作るジャムもおいしいです。

JAごとうびわ部会の先輩農業者紹介

農業を目指したきっかけは?

祖父、父が五島出身。父がHPIファームの社長と知り合いで、就農をすすめられたのがきっかけ。社長の「五島の人々に貢献したい、雇用を増やして島を盛り上げたい」という思いに共感して就農を決めました。

 

新規就農研修は役立ちましたか?

研修は受けず、実践しながら学んでいます。会社の同僚が親身になって教えてくれます。

 

就農前後の変化

農業は一筋縄ではいかないけど楽しい。やりがいがあります。天候、選定の仕方…どう課題をクリアしていくかを考えて成功した時には達成感、充実感があります。

雑草一つとるにしても、自然と触れ合うと気持ちが豊かになります。

 

経営を行う中で大切にしていること

ロスを減らす。面倒なことから終わらせる。若い人のやりがいを作る。

 

困った時は誰に相談していますか?

部会長、ベテラン農家さん、県の普及員さんなどいろんな方から情報を得て、良いと思ったものをどんどん試す。ビワ農家さんに限らず他作物の農家さんにも話を聞いています。同じ植物相手なので通じるところがある。議論しながらより良い方法で、柔軟に作っていきたいです。

農繁期・農閑期の過ごし方

農繁期(3~5月):休みは月2回程度。就農して日が浅いため「今は勉強する時期」と自身の勉強のために自主出勤しています(!)。会社には休めと言われますが(笑)。ほかの従業員は週休2日です。すべきことはした上で長期休み取って帰省したりしています。柔軟な働き方を認めてくれてありがたいです。

農閑期(7~9月): 余裕がある時期なので、趣味のバイク組み立てや車いじりをしたり、北海道に残っている家族に会いに行ったりしています。

今後の目標

1番は売り上げをあげること。そして消費者に良いものを届けたい。栽培に手間がかかると会社としても成り立たないので、省力化、効率化できる方法を考えていきたいです。

 

五島での暮らしについて

島の時間はスローで心地よいです。買い物には困らない。足りないものはネットで買える時代(離島特別料金がかからない運送業者もあるのでうまく利用して)なので、どこでも暮らしていけるなと感じています。

message新規就農者へメッセージ

若い人に来てもらって一緒に働きたい。

農業してみたいけど経験がなくて不安な人は、農業法人で働くことから始めるとよいと思います。

知識、技術は実践しながら学べます。一人で来ても独りにはならない。地域の方が親切にしてくれますよ。