JAながさき県央東部ハウスゴーヤー部会の先輩農業者紹介
農業を目指したきっかけは?
前職は東京でゲーム会社のイラストレーター(夫)、JTB勤務(妻)。
子どもが双子と分かった時、東京で育児をすることに不安があった。夫の地元・諫早に帰ることに決め、仕事の選択肢として農業を考えることに。実家が農家で「農業は稼げるよ」と言われ、諫早・高来の検討会見学へ。そこで谷渡さんと知り合い、就農時にはいろいろと協力してもらいました。
新規就農研修は役立ちましたか?
研修は受けず、実践しながら学びました。不安だらけでしたが、毎日谷渡部会長や副部会長のところに通って質問したり、畑に来てもらって指導を受けたりして勉強させていただいています。
就農前後の変化
自分の思い通りに進められる。人間関係のストレスがない。やった分だけ収入につながるので、大変な時もありますが、モチベーションを保ち頑張れています。逆に休むとその分どこかで取り戻さないといけませんが。
経営を行う中で大切にしていること
肥料をあげる時期、収穫するタイミングなど、適期を逃さないことはすべての作業において大切。
困った時は誰に相談していますか?
生育に関しては谷渡さんら部会の先輩方やJA、肥料屋さんには常に連絡を取っている。そのほかには農家の父親など身近な人にも何かわからないことがあればすぐ聞きます。就農時、先輩農家さん総出でハウスの整備を手伝ってくれたことも。近くに頼れる人がいるので、安心して取り組める環境です。
農繁期・農閑期の過ごし方
農繁期(5月下旬~7月下旬、9月中旬~10月中旬):収穫期(年2回)のピーク時は12時間程度。
農閑期(12月下旬~2月):撤去作業や土づくり。 1日の作業時間は3、4時間程度。根詰めれば2週間で終わる作業をこの期間中にすればよいという感じ。余裕があるので、帰省したり旅行に行ったりと長期休暇が取れます。
今後の目標
単収(単位面積当たりの収穫量)1位を目指す。総出荷量も3位になったのでそれをキープしたいです。
諫早での暮らしについて
スーパーもドラッグストアもあり、意外と近くで何でも揃う。生活利便性は問題ないと思います。子どもと遊べる場所も多く(山茶花高原、いこいの村など)、地域の方がよく声をかけてくれるので、子育てしやすい環境です。あとは食べ物がなんでも甘い。甘いの大好きなのでうれしいです(笑)。