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松尾 正樹さん

masaki matsuo

長崎市出身
就農3年目
栽培面積:16a
好きなイチゴの食べ方:ちょっと冷やして食べるとフレッシュさが際立ちます。

JAながさき西海 佐世保いちご部会の先輩農業者紹介

農業を目指したきっかけは?

前職は会社員。もともと生き物を育てることが好きだったことや、農業を始めたいなら長崎県新規就農相談センターに行くとよいと教えてもらったことが、農業への転職を考えるきっかけでした。祖父も農業をしていたので抵抗はありませんでした。

 

新規就農研修は役立ちましたか?

1年間(座学2か月、実地研修10か月)、栽培や経営の基本を学びました。実地研修を受け入れてくれた師匠(イチゴ農家歴30年以上)の「イチゴの声が聞こえるようになったら一人前」という言葉を目標に、日々作物に向き合っています。

 

就農前後の変化

体力的にも精神的にもタフになった。身体をよく使うのでよく寝られる、ご飯がおいしく食べられるように。日々試行錯誤、結果がついてきた時に達成感を感じます。

 

 

経営を行う中で大切にしていること

健康第一。天気と向き合う姿勢。

 

困った時は誰に相談していますか?

第一に身近にいてくれる師匠(イチゴ農家30年以上のベテラン)に相談しています。親身になって毎日見回ってくれている。あらゆる成功も失敗も経験され、そこから学んだ教訓を惜しげもなく教えてくれます。JAの検討会もあるので、近所の農家さんと気軽におしゃべりしながら情報交換しています。農業は一人ではできない。仲間がいると安心ですよ。

 

農繁期・農閑期の過ごし方

農繁期(12~5月):毎日圃場に行っている。この仕事していると、何はともなく「大丈夫かな」って見に来てしまいます。仕事しに行くというよりは生活のルーティンですね。無理しないようには心がけています。

農閑期(6~11月):育苗、ハウスの整備、次の期の準備をします。休みも比較的取りやすいので、家族とドライブや旅行に行っています。

 

今後の目標

栽培面積を維持、さらに現在8,000本の苗を1.5倍の12,000本に増やして収量をあげていきたいです。

 

佐世保での暮らしについて

農家が多い町。「どげん?」「よーできとるね」と声を掛けてくれ、応援してくれる。人が温かい。あちらから話しかけてくれるので何でも相談しやすいです。お店は少ないけど隣町の佐々まで足を延ばせば大抵のものはそろうので不便はない。自然が豊か、水がきれいで空気もよい。おいしいものができないわけがない!

message新規就農者へメッセージ

一番大事なのはお金。5年後に生計を立てられるかのビジョンが必要。

どの作物でどのくらい栽培すれば達成できるかを把握しておくことが大事だと思います。

あとは心身ともに健康でいることですね。