JAながさき西海 平戸地区いちご部会の先輩農業者紹介
農業を目指したきっかけは?
前職はシステムエンジニア。祖父母が農業をしていて、小さいころ手伝っていたのが原体験。会社員時代大けがをして、祖父のいる大村市で療養することに。その間畑でお手伝いしたことで「農業もいいかも」と思いました。
新規就農研修は役立ちましたか?
農業法人で1年働き、長崎県立農業大学校で2年学び、在学中に研修でお世話になった農家さんの所でトマト栽培に3年従事。結婚を機に、新規就農者の受入体制が充実していて、親もいる平戸でイチゴ栽培を始めることに。平戸市独自の実地研修も受け、準備万端で臨みました。
就農前後の変化
自分で一から段取りするので、うまくいったときは達成感がある。前向きに、自主的に向き合える面白さがあります。
経営を行う中で大切にしていること
家族+パートで経営。基本週休二日制。環境制御など最新技術を導入しながら、無理をさせないよう健康第一で頑張っています。
困った時は誰に相談していますか?
実地研修を受け入れてくれた師匠のイチゴ農家さんと兄弟子さん。師匠は心配して毎日様子を見に来てくれる。先回りしてアドバイスをくれる。今まさに困っていることを見てもらいながら相談することができるのでありがたいです。
農繁期・農閑期の過ごし方
農繁期(12~7月末):1日8時間程度作業。ピーク時は15時間程度ですが、休みは自分で作れます。
今後の目標
日々の反省点を踏まえ、課題を克服すること。生育の良し悪し、水不足など師匠とのやり取りの中で気づいて軌道修正し、より良いイチゴを作れるようになりたいです。
平戸での暮らしについて
自然が豊かで食べ物がおいしい。親戚が漁師なので釣りたてをもらえることも。買い物も不自由なく、渋滞もなく、住みやすいと思います。都会に行くと平戸暮らしの良さを実感します。