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楠元 航平さん

kusumoto kohei

長崎市出身
就農8年目
栽培面積:28a
好きなイチゴの食べ方:そのままが一番!

JA長崎せいひことのうみいちご部会の先輩農業者紹介

農業を目指したきっかけは?

前職は大手自動車メーカーで技術職でしたが、リーマンショックによる不景気を経験しました。その時話題になっていた農業に興味が湧いて、これから農業する人は減るので需要があるだろうと就農を決意しました。

 

新規就農研修は役立ちましたか?

県の研修を2年間受け、栽培技術や経営の基礎を学んだほか、イチゴ専業の方と複数品目栽培している方、2人の農家さんのところで研修を受けさせてもらい、実際の栽培について学びました。

 

就農前後の変化

基本的に、毎日何かしら仕事をしているが、調整が利くので休みたいときに休めます。友人との予定を合わせやすくなりました。仕事した分、勉強した分、ダイレクトに返ってくる。やりがいにつながります。逆に失敗する時のプレッシャーはあるし、経理など何でも自分でしないといけないのは大変ですが。

 

 

 

 

経営を行う中で大切にしていること

「時給を高くすること」。効率よく短時間で終わらせること。収入だけでなく中身の濃さが「よい仕事」と言えると思う。設備投資するときも、導入することで「時給」は上がるかどうかを基準に判断しています。

 

困った時は誰に相談していますか?

部会の皆さんに、イチゴの調子が悪い時の対処法を聞いています。新規就農者が多く気持ちを分かり合えるし、先輩が何でも優しく教えてくれる良い環境です。

 

 

農繁期・農閑期の過ごし方

農繁期(3~5月):収穫のピーク時2、3週間は朝から晩まで働いています(家にいられるのは4、5時間)。

農閑期(6月下旬~11月):割とゆっくりしています。休みの日は釣りかおいしいものを食べに県内外に出かけています。

今後の目標

部会に新規就農者が増えているのでサポートしたい。スイーツのお店オープン(9月予定)に向けて只今準備中。琴海イチゴをメインに地元産の果物でフルーツサンドやタルト、スムージーなどを販売予定です。ぜひおいしいイチゴを食べに来てください!

 

長崎市琴海地区での暮らしについて

必要なものは揃うので生活する分には困らない。ほどよい田舎で暮らしやすい。閉鎖的な感じがなく地域の人が受け入れてくれる雰囲気があるので移住者も馴染みやすいと思います。

message新規就農者へメッセージ

JAリースハウスなどの支援制度も整っており、新規就農しやすい産地だと思います。また、ことのうみ部会では、環境制御のデータも部会員皆で共有し、生産性の向上をはかっており、農業で頑張っている分ちゃんと返ってくるのでやりがいがあります。