JA長崎せいひ 日吉いちご部会の先輩農業者紹介
農業を目指したきっかけは?
前職は調理師。勤めていた飲食店に山川哲治さんが来店した時に「農業を始めることにした」と聞き、元々あった「起業したい、自分で経営したい」という気持ちに火が付きました。
新規就農研修は役立ちましたか?
山川さんのところで1年間研修を受け、育苗管理から定植、パック詰めなど一通り経験させてもらいました。環境制御技術など先輩農家の皆さんが情報を共有してくれるのでありがたいです。
就農前後の変化
頑張った分だけ収益として返ってくるのでやりがいがあります。会社に勤めていた頃は週休1日でしたが、今はシーズンが終われば自由な時間。子どもと遊んだりして家族サービスに充てています。
経営を行う中で大切にしていること
苗の管理をするには観察力が必要だと実感します。
困った時は誰に相談していますか?
山川さんに栽培技術、経営全般について相談しています。
農繁期・農閑期の過ごし方
農繁期(11~6月): 収穫期は集中して作業。1日12時間以上になることも。
農閑期(7~9月):育苗期。比較的ゆとりがあるので、自分のペースで休みが取れます。
今後の目標
収量が上がるようきちんと苗を育てていきたい。
将来的には、イチゴ狩りや農業体験提供、調理技術を活かした加工品づくりなどの取組へ広げていきたいです。
長崎市(日吉)での暮らしについて
日当たりがよく暖かいので、農業に向いているのはもちろん、暮らしやすくもあると思います。夜は静かで星もきれい。15~20分で長崎市街地に行けるので不便はありません。