area shimabara
島原地域
feature
地域の特徴
島原地域島(島原市、雲仙市、南島原市)は、雲仙普賢岳を中心とした丘陵地帯と有明海及び橘湾の海岸沿いに広がる平野部からなります。耕地面積は11,450ha で、総土地面積に対する耕地率は24%であり、県全体の11%に比べかなり高くなっています。そのうち、畑地の割合が63.9%で、県平均の54.2%に比べ高く、畑作中心の農業が盛んです。恵まれた気候・土壌条件を活かした多様な産地が形成され、農産・園芸・畜産のバランスのとれた農業が展開されており、本県を代表する農業地帯であり、農業産出額は県全体の43.2%を占めています。
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人口
126,764人
(令和2年度)
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世帯数
48,296世帯
(令和2年度)
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病院の数
17院
(令和元年度)
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学校の数
73校
小学校:44校 中学校:20校 高校:9校
(令和2年度)
目指す取り組み
農地の基盤整備と担い手への農地集積の推進
農地の基盤整備を推進するとともに担い手への農地集積を進めます。農地集積により経営の規模拡大を図るとともに、経営規模拡大に対応できる労力支援体制の整備・強化を図ります。
生産性が高い施設園芸産地の育成・強化
施設園芸の産地規模の維持・拡大及び生産性向上のため、環境制御技術を導入・普及します。また、受入団体等登録制度を充実させ、産地の担い手確保を図ります。
省力化技術導入等による露地野菜産地の拡大
露地野菜産地の規模拡大のため、省力化技術の確立・導入や集出荷施設の効率的運用に向けた体制整備を図ります。水田の汎用化・畑地化により園芸品目の導入・拡大を図ります。また、受入団体等登録制度を充実させ、産地の担い手確保を図ります。
畜産クラスター計画等に基づく肉用牛・養豚産地の維持・拡大及び畜産経営の収益性向上
畜産クラスター計画等に基づき、生産基盤の強化や飼養管理技術の向上を図り、肉用牛・養豚産地の維持・拡大を目指します。加えて、酪農を含む畜産経営全般では省力化・生産性向上につながる機械の導入を推進し、経営の収益性向上を図ります。
crops
主なとれる作物
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にんじん
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ばれいしょ
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トマト
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いちご
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しいたけ
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レタス
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だいこん
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ブロッコリー
その他のとれる主な作物
- # 肉用牛
- # 養豚
- # 酪農
- # 養鶏
role model
ロールモデル
ながさきで活躍している方をご紹介します。それぞれの更なる目標に向かってイキイキと農業に取り組まれている農業者たちが多数います。ここでは、そんな素敵な農業者たちを紹介します。
village
おすすめ集落
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火山と人が共生する地、島原半島
雲仙火山の活動によって生まれた島原半島全域が「島原半島ユネスコ世界ジオパーク」となっています。
雲仙岳は有史以降3回の災害を起こしており、近年では平成2年から7年までの火山活動で火砕流などの災害が発生しましたが、見事に復興を遂げております。また、火山の恵みである肥沃な土壌や豊かな湧水などを活かした農業や、いくつもの温泉を活かした観光業など、火山と共生した暮らしが営まれています。
また、火山について楽しく遊んで学べる体験型ミュージアム「がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)」が島原市内にあります。
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一億人のいぶくろ・島原半島
島原半島はその形が人の胃袋に似ており、農林水産業が盛んであることから「一億人のいぶくろ」とも呼ばれています。
火山の恵みにより土壌が肥沃であることから農業が盛んで、長崎県の農業産出額の約4割を島原地域が占めています。大根や人参、レタス、いちごなど多種多様な品目が生産されており、特に長崎県が全国で3番目の生産量を誇るばれいしょ(じゃがいも)はその多くが島原半島で生産されています。また、牛、豚、にわとりなどの畜産も盛んです。
半島は、有明海と橘湾に囲まれており、アラカブやタコなどの海産物も特産品になっています。